トシ配信で振り返る2019年2月ランクマッチとトルネコとトルネコ【ドラゴンクエストライバルズ】

トシlyndis

ドラゴンクエストライバルズの配信者といえば、良くも悪くも(?)やっぱりトシさん。*1

 

その魅力を端的にドライに書けば

  • ライバルズの実力が高い
  • 継続的に長時間配信をする
  • 視聴者へ親切にプレイを説明してくれる

 といったあたりになるでしょうか。

 

ライバルズの最新弾である、第6弾カードパック「小さな希望のシンフォニー」がリリースされた翌日の2月23日、そんな彼がランクマッチ1位を目指し月末28日まで毎日の長時間配信を行いました。*2

この長時間配信を振り返ることで、第6弾発売直後の環境を把握しよう

というのがこの記事の趣旨になります。

(以下資料は筆者が配信から目視で計測したものです。多少ミスあるかも)

 

トシの2月成績をざっくり振り返ろう

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第6弾発売翌日2/23~ランクマッチ最終日2/28の配信、成績をまとめたのが上の図表です。

 

正確には発売日当日2/22もトシさんは配信をしていますが*3

  • 使っているデッキがお試しデッキ
  • 対戦相手側も同様お試しで使っていると思われる

という理由で集計から省いています。

 

使用デッキはレックストルネコとロトトルネコの2種類のみ。

主に使用したレックストルネコは新弾発売当日から強力だと目されていたデッキです。

一方ロトトルネコはその「レックストルネコに強い」と話題になったデッキタイプ。

いずれも「ランクマッチ1位を目指す」という目的にあった選考になりました。

 

配信中は大なり小なりデッキ調整を都度行っていましたが、ここでは一緒くたに「レックストルネコ」「ロトトルネコ」2種類として集計しています。

 

配信時間は合計40時間。試合数は計255試合。

途中の手洗い買い出しやデッキ変更、リッカスキンを当てるためのパック開封(結局当たらず)などの時間を考えず単純計算すると、1試合あたり約9分強でまわしていたことになります。レックストルネコの回転の早さを思い知らされます。 

結果的に目標の1位こそ逃しましたが、1日平均6.5時間の長時間、配信をしながらランクマッチを回し続けたのは単純にすげーな、と思うのです。

 

2月下旬の環境を見ていこう

ここからが本題。

トシさんの対戦相手動向から、2月下旬環境を探っていきます。

各リーダー使用率

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まずは対戦相手のリーダー使用率から。

見ての通りです。圧倒的トルネコです。

5人に3人がトルネコを使ってる環境でした。

試合内容計測してこの記事で言いたかった事はとにかくこれです。

後述する内容に先んじてデッキタイプ内訳を書くと、圧倒的にレックストルネコです。

 

この記事を書いている3/5現在ではドラゴンミネアや占いミネア、ゼシカ系諸々などのデッキも台頭しつつありますが、それは3月に入ってからの話。

少なくとも2月末までの段階では圧倒的トルネコ環境だった、ということです。

 

日時別のリーダー推移

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2月下旬全体を通してトルネコが大きく幅を利かせていた事が分かります。

その他のリーダー割合も期間中特段変化なかったように見えます。

ある意味では安定した環境だったとも言えそうです。

 

リーダー別デッキタイプ内訳

使用ヒーローで区分けしました。

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注目点を書いていきます。

トルネコ

圧倒的にレックストルネコです。

もう1回書きます。試合内容計測してこの記事で言いたかった事はとにかくこれです。

圧倒的にレックストルネコです。

 

トルネコ使用率 61% × レックス 92% = レックストルネコ使用率56% となります。

 

ヒーロー無しと記載している5試合3%については実のところ、

2、3ターン目などに即コンシ→試合終了のため、相手側ヒーローカード確認が不能だったというものです。

見た印象から推測するにおそらくこの5試合もレックストルネコだったかと思われます。

 

ロトトルネコは5試合3%に留まりました。

話題になったのが月末だったため、そこまで数が伸びなかったのでしょうか。

私自身は正直わりとエアプ勢なのでよくわかりません。

「配信を見ただけでわかった気になれる」

配信の良いところでもあり悪いところでもありますよね。はい。

 

ククール

ロトククールが大多数を占めました。

こちらも「レックストルネコに勝てる」と話題になっていたデッキです。

2月下旬、レックストルネコの次に人気でした。

 

テリー

ヒーロー無しの2試合は絶好調軸のデッキです。

こちらは試合見る限り、トルネコの時と違い本当にヒーロー無しのようでした。

 

相手デッキ別トシ勝敗

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ロトトルネコ

トシさん使用のロトトルネコはレックストルネコに勝ち越してはいるものの、大きく星を伸ばす事は出来ませんでした。

一方、数は少ないもののトシさんのレックストルネコはロトトルネコに負け越し。

 

「レックストルネコに強そう」というところはなんとなく見てとれます。

 

エイトピサロ

試合数少ない上に僅差ですがレックストルネコに勝ち越し。

「意外とエイピはレックストルネコ相手にやれる」説の1要素になりそうです。

 

ロトアリーナ ロトゼシカ タバサゼシカ

試合数は少ないですが、今回はトシレックストルネコ側が綺麗に勝ち越しています。

 

ロトククール

ここで1番驚いたのがこれ。

レックストルネコがロトククールにに大きく勝ち越している点。

レックストルネコに強いと思っていたのに、、なんで?どうして?

 

 

トルネコトルネコ

というわけで2月下旬の段階で環境最強のデッキはレックストルネコだったと再認識できたところで、レックストルネコに注目して配信を振り返ります。

 

レックストルネコ決着ターン

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レックストルネコの試合決定時のターン数に着目したグラフです。

(コンシでの試合終了はコンシしたターンで計測)

 

1番多い決着ターンは6ターン目。

実に45%の試合が6ターン目以内に終わる結果となっています。

全盛期のレックストルネココピペを作る際は

「6ターン目勝利は当たり前、2、3ターン目コンシも」でお願いします。

 

レックストルネコと先攻後攻

上の方の2月成績表右下にこっそり書いているのですが、

  • 先攻 65-35 (勝率65%)
  • 後攻 74-50 (勝率60%)

と、若干先攻の勝率高めに結果が出ています。

 

レックストルネコとレックストルネコ

レックストルネコミラーの結果です。

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決着ターンは10ターン目以降の山が小さい以外、先ほどの決着ターン全体と似た形となっています。まあ半分以上の試合がミラーなんだからそりゃそうですけど。

そしてこの結果だけを見るとミラーは先攻有利のようで。

前項で先攻勝率高かったのもこのミラーでの試合が影響していそうです。

 

レックストルネコとロトククール

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レックストルネコ対ロトククールとの結果です。

レックストルネコが大きく勝ち越しているので気になって調べたみました。

粘れなければククール側に勝ち目無し、とハッキリわかって良いグラフだと思います。

 

最後に

2月下旬のランクマッチ環境はここまで見て頂いたとおりの様相でした。

 

6段発売後ライバルズをプレイしているみなさんならばこの記事を読むまでもなく「レックストルネコ強えー」「トルネコ多いなー」という認識をしていたかと思います。

今回その認識を何かしらの形として残したいなという想いもあり、ブログを書いてみた次第です。

 

ライバルズ運営側の調整方針は「多種多様なデッキタイプが存在する環境が健全である」という考え方なので*4近々ナーフでの環境是正が行われるでしょう。

皆さんにとってこの環境が良かったものか悪かったものかはわかりません。

ただ間違いなく2019年2月下旬の私たちは「5人に3人トルネコ」していたという事実、いつの日か思い出してやって下さい。

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。

また配信内容のブログ掲載OKを下さったトシさん、ありがとうございました。

 

おまけ

ここまでの資料では便宜上、アナザーリーダースキンに関してはそれぞれのオリジナルキャラクターに置き換えてカウントしていました。

(マルティナ→アリーナ リッカ→トルネコ ミレーユ→ミネア)

 

では実際のところどうなのか。

2月ランクマで圧倒的人気だった商人のスキン詳細は以下の通りになります。

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結果、商人使用者のうち半数弱がアナザースキンを使っていました。

先ほどまで「5人に3人がトルネコ」と書いてきましたが、この内訳を含めると

ということになります。

のべ人数での計測、そして対戦相手は主にレジェンド帯上位勢という限定的な状況ではありますが、思いのほかリッカ所持率は高いようです。トシさんは持ってないけど。

 

また別の見方をすると、 

レジェンド上位勢=ライバルズに熱心=課金率課金額が高い=リッカ所持率高い

という捉え方も出来るかもしれません。

 

ついでに対戦相手スキン別の勝敗を確認してみましょう。

勝率=トシ目線の勝率です

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包帯トルネコが最強。

リッカはにわか。プロは包帯。

以上。